アダムカドモンとは
もともと
「始原の人」という意味であります。
旧約聖書で出てくる
アダムの元といえる存在です。
このような言葉があります。
「あなたは私を後ろと前に形成した」
この言葉のように
アダムカドモンとは
「始原の人」であり
人間でもなく
男性でも女性でもない存在を表します。
カバラのアダムカドモン
カバラでは、創造が始まる前に
存在していたのは神の無限の光だけでした。
創造の最初の段階は、
神が無限の光を契約して
真空を作り出したときに始まりました。
次に、神聖な光線が真空を透過し、
アダムカドモンのペルソナが真空に投影されました。
アダムカドモンの最初のステージは、
この光線から発せられた10個の円の形でした。
その後、この光線は、
アダムカドモンの
擬人化された形に包まれました。
これは、無限の神の光の領域であり、
将来の存在を生み出す可能性に制約されています。
つまり
アダムカドモンの魂は
人類の最高の本質でした。
その意味は
アダムカドモンの創造自体が
究極の神の目的であり
”神人間”であることを意味しています。
アダムカドモン(神人間)の誕生について
この中でお伝えしたように
エデンの園にいた人間は
アドムカドモンといって
神人間(原初の人間)でありました。神の神聖をすべて宿した者であります。
光と闇は完全に統合され
創造者に近い存在です。女神ヴィーナスが身籠り
光と闇の統一によって
アダムカドモン(神人間)の誕生します。女神とは
この地上の女性たちを表すだけでなく
すべての人間に保持している
神聖なる女性性なのです。アセンションアース移行に必要なのは
現人間から
アドムカドモンへ進化することです。いえ
波動を高め
かつての楽園に許される
姿に戻るだけのことなのです。
これから
今の人類は進化し
生まれ変わり
アダムカドモン(神人間)となります。
その時
きっと
この地球は
完全に完成された形として
再び
生まれ変わるのです。